ベガルタ仙台を愛でるブログ

ベガルタ仙台の試合感想を中心に、サッカー関連の所感を述べていければと思います。

ハモンロペスはどうしたら再び輝けるのか

 

こんばんは。

 

昨日ベガルタvsベルマーレの感想を書いた時、最後にハモンロペスの起用についてちらっと書きましたが、それについて考察していこうと思います。

 

まずここまでの今シーズンのハモンの活躍ですが、

出場時間1443分、得点4、アシスト0

といった具合です。(football lab参照)

 

これまでの仙台でのキャリアハイのシーズンは2016年で、

2586分出場の10ゴール5アシストでした。

単純に出場時間の比で考えると、今シーズンは7ゴールで終わることになります。

 

助っ人プレーヤーの成績としてはいささかさびしいですねえ。

 

2016年のベガルタといえば12位で39得点といつも通りの結果に終わっていました。

ただ、この年は奥埜と野沢という非常にハモンと相性の良い2選手がいたのがゴールを積み上げた要因かと思います。

 

2人ともテクニックがあり、ブラジル流のテクニカルなプレーを好むハモンと相性が良かったと思います。

また、奥埜は豊富な運動量でハモンの近くで常にフォローを行っていたので、持ちすぎて手詰まりになるハモンを上手く助けられていた印象があります。

 

現陣容でコンビを組むことが多い石原や長沢はこういうタイプではなく、ハモンがボールを持った時にゴールの近くで待ち受けることが多いと思います。(良し悪しは別として)

 

では本題。どのように起用すればより活躍できるのか。

①スタメンで起用する

②長沢とコンビを組ませる

③左サイドハーフで起用する

 

①昨日の記事でも書きましたが、ハモンは途中出場には向かないタイプだと思います。たしかにスピードやパワーがあり、一発を持っているので、途中から起用したくなるのもわかります。ただ、スタメンで起用して精神的に余裕があって周りがしっかり見える状況の方がチームのために良いプレーを見せてくれるのではないかと思います。

 

②ハモンといえば、ミドルシュートだけでなく、対峙するDFを一瞬で外して上げる左足での高速クロスも評価されているプレーの1つです。これに対して長沢は長身でありながらクロスに素早く飛び込む能力に秀でています。この2人の良いところがかみ合えば、なかなか見ごたえのある攻撃ができるかと考えます。

 

③ハモンは右からカットインしてシュートというのを好んでいるようですが、相手にとってやっかいなのは②でも述べた左サイドでのプレーだと私は見ています。それを存分に生かすには左サイドハーフとしてプレーさせるのが一番かと思います。ハモンはファーに巻いて落とすロッベンのようなシュートではなく、パワーを込めたストレート系のシュートが多いので、左サイドからでも十分シュートチャンスはあると思います。

難点としては、試合を通して上下動して攻守両方に貢献をしないといけないという点ですね。(後ろまで走って守備するイメージはありません笑)

 

以上長くなりましたが、ハモンの活躍でベガルタをさらに上へと導いてほしいという気持ちで書きました。

ありがとうございました。