ベガルタ仙台を愛でるブログ

ベガルタ仙台の試合感想を中心に、サッカー関連の所感を述べていければと思います。

J1 第7節 ベガルタ仙台vs柏レイソルの感想とか

 

皆さんこんばんは。

 

本日はベガルタ仙台vs柏レイソルの感想を述べていこうと思います。

 

前々節の札幌戦、前節の川崎戦と共に2点を先制しながら勝ち点3を落とすという結果に終わってしまいました。今節対する柏レイソルは、仙台サポーターならば皆が相性の良さを感じている相手であり、日立台では2011年以降負けがないようでした。悔やまれる結果に終わったここ2試合からのバウンスバックを図るには絶好の相手かと思われました。

 

試合開始までは

 

試合は皆さんご存知の通りオルンガのハットトリックを含む5ゴールを相手に許す完敗でした。

内容的にもオルンガの個の能力にやられたという訳でもなく、チームとしてやられてしまったという印象です。

 

サッカーダイジェストのレビューでも厳しい評価がなされていたこの試合ですが、個人的にも選手一人ひとりの評価という形で振り返っていきたいと思います。

 

GK

小畑

PKストップやビルドアップでの貢献、クロスに思い切って手を伸ばす判断などは評価に値するプレーだった。が、やはり5失点は重い...どれもGKを責められる失点ではないが、そうはいっても1つ止めてくれればという感じか。

 

DF

蜂須賀

対面の仲間の対応に手を焼かされ、1失点目もマークについていきながらシュートを防げなかった。バックパスをミスしてあわや失点というシーンもあり、疲労からかどこか集中を欠いていたなあという印象。

 

吉野

2失点目のオルンガのマークを外す、3失点目でもオルンガに振り切られゴールを許すなど失点シーンに多く絡んでしまった。変わらず縦パスをつける姿勢が見られるなど、ビルドアップでの貢献はあるが、それよりもまずは守備面での改善を望む。

 

キムジョンヤ

2失点目のシーンでは完全に足が止まってエリア内に戻ってくるのを怠っていた。(ジョンヤさんだけではないけど)1失点目の場面では、江坂に対して吉野と二人でズルズルと下がりながらの対応になっており、チャレンジ&カバーの連携が十分でないように思えた。

 

前半は左、後半は右サイドバックで出場し、特に前半はミドルシュートを放つなど思い切りの良いプレーを見せてくれた。しかし、後半は高い位置にポジションを置くことができず、瀬川の対応に苦心させられた。

 

MF

椎橋

オルンガに対するアプローチのフォローと江坂のマークという難しいタスクを複数与えられていたのは事実だが、それにしても江坂に自由を与えすぎてしまった。パス回しでも中途半端なパスを出して奪われそうになる瞬間が何度か見られた。

 

中原

序盤こそはボールサイドに積極的に顔を出し、面白い縦パスを供給して攻撃のテンポを作り出していたが、次第に消えて行ってしまった。コンディションが戻ってきた暁には、90分を通してボールホルダーの近くにフォローに行くようなプレーを見せてほしい。

 

道渕

力強いボールキープでチャンスを生み出そうとしていたが、相手の素早い戻りによって、なかなか良い位置にボールを運べなかった印象。前半の決定機を決めきることができていれば...(相手DFとGKの粘りをほめるべきだが)

 

FW

ジャメ

縦に突破するスペースもなく、カットインを仕掛けられる良い受け方もできず、なすすべがなかった。相手ウイングの仲間・瀬川が結果を出しており、クオリティの差を見せられた。

 

赤崎

消える時間が多かったが、左サイドに流れてボールを受けると、鋭いクロスで一時は1点差に迫るゴールをアシストした。フィジカル的に優位に立てるタイプではないので、このようにサイドに流れてキープ・チャンスメイクするというのが主になるはずなので、両ウイングとはより連携を深めて試合中に積極的にポジションチェンジを行ってほしい。

 

ゲデス

前半の蜂須賀からのクロスに飛び込んできたシーンは決めきりたかった。それ以外ではあまりボールにも絡めず、まだ周囲がゲデスのプレーを理解できていない節がある。個人的には、赤崎がサイドに流れて代わりにゲデスがセンターで合わせるもしくは受けるという連携が見たい。

 

途中出場の選手については前回と同じく割愛させて頂きます。

 

ここ数試合は、内容が悪くないものの結果がついてこないという試合が続いていたので、今季は渡邊監督が戻さざるを得なかった時計の針をまた少し進められそうだなと思っていましたが、そう簡単ではなかったようです。連戦続きで疲労がという点も考慮しなければなりませんので、1週間のスパンが空く次節マリノス戦ではどのような戦術を準備し、それを浸透させてくるのかに期待して待ちましょう。

 

それではありがとうございました。