ベガルタ仙台を愛でるブログ

ベガルタ仙台の試合感想を中心に、サッカー関連の所感を述べていければと思います。

祝!!木山新監督就任!!!

 

皆さんこんにちは。

 

ここ最近はベガルタ含めサッカーの試合は見ていたものの、なかなか筆が重く、アウトプットをさぼってしまっていました。

そうこうしている間にJリーグ天皇杯を残して全日程が終了してしまい、ベガルタの今季のまとめや、ベストイレブンこれでいいの?といった書きたいテーマが山積みになってしまいました。

そこで、久しぶりに今日はアウトプットをしようと思い立ったのですが、ちょうど木山監督が新監督に就任するというホットなニュースが発表されたので、それについて書いていこうと思います。

 

まず木山監督のイメージですが、愛媛で監督をやっていた際は比較的攻撃的なサッカーを志向していたような記憶があります。

football labのチームスタイル指標を見ると、ショートカウンターの指数が高く、自陣ポゼッションとロングカウンターの指数が低めになっています。奪われたら相手ゴールの近くで奪い返せばチャンスになるじゃんという考えのサッカーだったのかなあと考えます。

また、ロングパスの指数も低いため、セット時は丁寧につないで攻めていたのかなとも想像できます。

 

一方で前所属の山形ではどうだったのでしょう。ネットでは、守備の組織作りには定評があるものの、攻撃には手詰まり感があり、退屈だったという評判をちらほら見ます。

ただ、単純な数字だけを見ると、山形の監督に就任してから

2017 得点45 失点47

2018 得点49 失点51

2019 得点59 失点40

というように、得点数を伸ばしているので、やはり攻撃の方向に強みを持つ監督なのではないかと考えています。

(よく見たら、逆に愛媛時代の方が就任期間に劇的に失点数を減らしているようでした)

攻撃の方でいうと、昨季は自陣・敵陣共にポゼッションの志向はあまり強くなく、攻撃は比較的ロングボールが多そうなデータでした。

 

まあこれだけで見れば、メンバー・チーム状況によって戦い方を変えられるカメレオン監督だとも言えるかもしれませんが、木山監督は愛媛から山形に移る際、肝いりの選手を複数人一緒に連れて行ってるのです。なので、教え子を連れて行って自分の理想のサッカーにてっとり早く近づけるということがやり方として考えられます。まあとはいえ、そこまで毎シーズン似通ったデータが出ているわけでもないので、その時その時で戦い方を変える柔軟さもあるのではないでしょうか。

 

フォーメーションについては、愛媛・山形時代共に圧倒的に3-4-2-1を多用していましたが、会見では既存メンバーの特性を生かすために4バックをベースに考えているという旨の発言がありました。この考えには大いに賛成です。来季も恐らく守備の要は契約を更新したシマオマテになるでしょう。アタッカーへのチャレンジがストロングポイントのマテを生かすには、他のセンターバックと相互に近い距離感を保てる4バックが最適だと思います。

中盤より前は、ボールを保持するスタイルなら中盤を厚くした4-2-3-1、サイドの突破力を生かすなら4-3-3、今季の戦い方を基本にするなら4-4-2というところでしょうか。この辺りは選手の出入りが落ち着いて、誰を中心にチーム作りを進めるかによって変わってくるでしょうが、いずれにせよ早々に契約を更改したクバ・マテ・松下・長沢というセンターラインが中心になっていくのでしょう。

 

大まかに過去のデータとここまでの報道を見て記事を書いてきました。年末年始のお休みを使ってもう少し愛媛や山形時代の戦い方のデータを見て深堀した記事をかけるよう精進してきます!

それではみなさんメリークリスマス!!