ベガルタ仙台を愛でるブログ

ベガルタ仙台の試合感想を中心に、サッカー関連の所感を述べていければと思います。

道渕って実はけっこう貴重なタイプのプレーヤーなのでは

 

皆さんこんにちは。

 

先日の清水戦は見事な快勝!!であったにも関わらず、やることが多くて感想を書けませんでした。反省・・・

 

というわけで今回は久しぶりに個人的に思ったことを書きます。

お題は、道渕ってあんまりいないタイプなんじゃね?でいきたいと思います!

 

そもそも何故これについて書こうかと思ったかというと、宮市って右サイドでは輝けないのかなあとふと思ったことがきっかけでした。

宮市はスピード相手を抜き去って左斜め45度の位置からシュートを打つのが一番好きな形なのでしょう。ただ、あれだけスピードがあったら右サイドに置いて、スピードで縦を破ってクロスを上げるというプレースタイルもいけるのではと思いました。

 

でも実際に起用されるのは左サイドが圧倒的に多いのかと思います。(ザンクトパウリでは右サイドだよとかだったらすみません)

多分それは左サイドでボールを持った方がプレーの選択肢を多く持てることが影響しているのだと考えます。左サイドで半身で構えれば、右足のインサイドで縦に蹴りだしてスピード勝負もできますし、アウトサイドで中に切り込むこともできます。選択肢が多ければその分相手DFに脅威を与えることができます。

 

対して右サイドでボールを持つと、縦に突破するには縦の方向に身体を向けておく必要があります。こうなると、視野はもちろん狭くなってしまうので、プレーの幅は狭まります。また、逆足でカットインするというのは技術が必要ですし、切り込んだ後にできるプレーもあまり幅はありません。

 

こうして比較すると、やはり自分が監督なら宮市を左サイドで使いたいと思いますし、自分が宮市なら左サイドでプレーしたいです。ここまで宮市を例として扱いましたが、世界的にサイドプレーヤーが利き足の逆サイドでプレーしているのが多いのも同様な理由かと考えています。

 

さてここで我らがベガルタ仙台のNO18道渕という選手はというと、右利きで右サイドでプレーをしております!非常に貴重な存在だと思います。

自分が考える道渕の特徴は以下4つです。

①攻守に貢献できる豊富なスタミナと走力

②フィジカルを生かした縦への突破

③強烈なミドルシュート

④右→左へ斜めに走りながらPA内に入ってくるゴールへの意識

 

②の特徴は恐らく左サイドでは生きないでしょう。相手に寄せられながらも、ボールを奪われず強引にクロスを上げきるというプレーに最終的につながるので、その状況下ではやはり利き足で蹴れないと厳しいでしょう。

 

①と④は連関しているところがあると思います。守備をした後低い位置から一気に斜めにゴール前まで入ってくることで、相手のマークを全てはがすことが可能です。また、カウンターの場面で右サイドにスペースがあり、そこにボールが出た時に道渕は一気にPA脇まで持ち込んでクロスを上げることができます。これもやはり利き足のサイドに置かれているからこそのプレーだと思います。

 

昨日の日本代表vsベネズエラ代表で、左サイドバックの佐々木がせっかくスペースでフリーで受けたのにクロス前に一回ボールを持ち直して上げていたのを見ると、やはり利き足サイドに置かれたプレーヤーの大事なプレーの流れかと思います。

 

頭の中で考えていたことを書いてみたら全くまとまりがなくフィニッシュしてしまい申し訳ないです笑

もしかしたら今は自分が思っている以上に利き足サイドでプレーしている選手が多いのかもしれませんが、そこは印象でしか考えてなかったので、もしいたら是非教えてください!

 

今年もJ1は残り3試合になってしまいました。生粋のベガルタっ子の道渕にはぜひ頑張って頂き、12月のE-3にはベガルタユース出身者初のA代表に選ばれてほしいですね!

 

というわけで、ありがとうございました。