ベガルタ仙台を愛でるブログ

ベガルタ仙台の試合感想を中心に、サッカー関連の所感を述べていければと思います。

祝!!吉尾海夏選手ケガから復活!!

 

皆さんこんにちは。

 

台風が過ぎ去った後もなかなか天気がよくならず、少し鬱屈した毎日が続いていますね。

そんな中、ベガルタサポーターをわくわくさせてくれるニュースが1つ。

そう、ケガで長期離脱していた吉尾海夏選手がついに実戦復帰できそうというニュースが報道されました。

 

残留争いが佳境に迫り、ライバルとの直接対決を多く控える残り5試合を前に、頼もしい選手が戻ってくるなあという気持ちでいっぱいです。

正直言ってシーズン開幕前は全然吉尾のことを知らなかったので、こんな若造で大丈夫かと思っちゃってました。恥ずかしいです。

しかし、開幕後数試合を終えてからはもうなくてはならない存在になったと個人的には思っています。

特に、3節の神戸戦はチームとしては完敗でしたが、途中投入された吉尾のプレーからは非常にアイデアを感じ、ベガルタでは他にいないプレースタイルだという印象を受けました。

 

そんな吉尾選手ですが、復帰後にはどんな役割が期待されるのか。

小柄でテクニックがあり、周囲と生かし生かされの関係でチャンスメークするというプレーを期待されての獲得だったと思うので、加入時の3-4-2-1のシャドーというポジションはけっこううってつけだったのではないでしょうか。

 

しかし、今はもっぱら4-4-2にシステムを変更してしまっています。

システムを変えたのはリーグ戦でいえば、9節のガンバ戦から。これ以降の試合では吉尾は右サイドハーフでの出場が主でした。

恐らく復帰後も右サイドでの起用が濃厚なのかと考えますが、今のベガルタのカウンタースタイルではいささか不安が残ります。

 

今のベガルタサイドハーフには、自陣から一人で相手陣内までボールを運べる走力とパワーが求められています。その結果が今の道渕と関口のファーストチョイスなのだと思います。

そう考えると、吉尾はテクニックと攻撃センスには溢れていますが、フィジカリックな部分はまだ十分でないと言わざるを得ないでしょう。

 

ではどこで起用するか。私は2つの選択肢があるかと思います。

1つ目は2トップの一角にして、4-2-3-1的なフォーメーションを敷く。

2つ目は攻撃的カードとしてボランチの一角に入れる。

 

前者は13節の名古屋戦で採用されており、吉尾はこの試合で1ゴールも決めました。両サイド・ワントップと連携しやすい中央の位置で自由に動いてボールに絡ませるのが個人的には一番良い起用法じゃないかと思っています。

 

2つ目は多分にウイイレ的思考が混ざっていますが、キック精度も十分持ち合わせているプレーヤーなので、配球係もこなせる上に、ゴール前への飛び出しにも期待が持てるかと思われます。いつぞやの試合では途中からインサイドハーフでプレーし、まずまずのプレーぶりを見せていたと記憶しています。

イメージ的にはベガルタ時代の野津田みたいな感じでしょうか。

 

とまあここまで期待を存分に込めた文章を書いてきましたが、慎重派の渡邊監督のことなので、一切使われないで終わってしまうということも考えられます。まあそれが現場で実際に見ての判断なので、その時はああそういうことなのかと思う他ないのですが。

 

何はともあれ、吉尾選手の将来に期待を抱かせるあのプレーぶりを早くまた見たいですね。そしてベガルタを残留させてください!!(あわよくば来季は完全移籍で残ってください。)

 

それではありがとうございました。