ベガルタ仙台を愛でるブログ

ベガルタ仙台の試合感想を中心に、サッカー関連の所感を述べていければと思います。

ルヴァンカップ ベガルタ仙台VS浦和レッズの感想とか

 

皆さんこんにちは。

 

ついに今年もJリーグが開幕しましたね!!!

昨季が終わってからはや3ヵ月。出ていく選手に涙し、加入する選手に熱狂し、キャンプ情報を見てわくわく期待感を募らせる、そんな人が多かったのではないでしょうか。

我がベガルタ仙台で言えば、チームを支えてきたベテランが去る一方、中心選手の残留と強力な助っ人の獲得で非常に期待感の持てるオフシーズンだったと感じていました。この間までは。

そう、長沢・ゲデス・クエンカという前線の中心選手になると目されていた3選手が長期離脱を強いられてしまったのです。木山監督もこの3人をチームの核に近い存在として土台を構築していただろうに、非常にアンラッキーという他ありません。

まあケガをしてしまったのはもうしょうがないので、まずは長沢・ゲデスが復帰するであろう5月頃までは現有戦力の奮起に期待です。スクランブルでセレッソから加入した山田選手にも爆発して頂きましょう。

 

そんな中、リーグ戦より一足先にルヴァンカップが開幕し、公式戦初戦はアウェイでのレッズとの試合となりました。現地観戦したため、あまり試合の内容は入ってきていないのが本音ですが、名古屋戦の感想前にこちらの感想を少々・・・

 

ベガルタのスタメンは以下の通りで4-4-2。

GK クバ

DF 蜂須賀・マテ・平岡・常田

MF 道渕・吉野・松下・田中

FW ジャメ・佐々木

 

概ね現状のベストメンバーに、若手を入れてきたといった布陣でしょうか。

個人的に注目は左サイドバックにはいった常田です。

今季からサイドバックに挑戦している常田ですが、元々キックには自信を持っている選手なので、クロスなどに期待が持てます。逆に187cmの長身は右サイドからのクロスのターゲットマンとして機能するはずなので、蜂須賀→常田のホットライン開通もあるのではないでしょうか。また、元々はCBだったという点から守備で一定の活躍が期待できますので、左サイドハーフの選手に柔軟性が出てくると思います。昨季は永戸が左サイドバックでしたが、守備の部分で少し甘さがありました。そのため、関口のように守備で粘れる選手が重用されたのだと思っています。常田が守備で活躍してくれれば、その前の選手は言うならば誰を起用してもよくなるはずです。

 

一方レッズのスタメンは以下の通りで同じく4-4-2。

GK 西川

DF 橋岡・鈴木・岩波・山中

MF 関根・柏木・柴戸・汰木

FW レオナルド・杉本

 

サイドハーフにゴリゴリのドリブラーを並べてきました。彼ら二人はシュートまで持ち込む能力はもちろん、時間を作って周りの動きを待つこともできるので、相対しないプレーヤーはボールウォッチャーにならず、人につくことを忘れないでほしいです。

 

試合は前半9分にサイドを崩されて最後はレオナルドに決められてしまいます。

この場面では、橋岡にボールが入った際に田中と常田の二人どちらがチェックに行けばいいのかという微妙な立ち位置にいたため、二人とも中途半端なプレスとなってしまい、結果背後の関根にパスを通されて失点してしまいます。まだ自陣の浅い位置だったことを考えれば、常田はもう少し我慢してもよかったような気もします。

 

前半18分には隙を突かれて杉本にミドルシュートを突き刺されます。思うところは多々ありますが、シュート自体はスーパーなものでした。

さらに35分。カウンターからレオナルドに2点目を許します。

 

もうアカン・・・と思っていたら41分、42分と立て続けに田中のゴールで一点差に詰め寄ります。特に1点目のシーンでは蜂須賀のクロスに常田が飛び込み田中が押し込むというもので、常田のサイドバック起用が生きた場面でした。

この2ゴールと昨季の田中のゴールを見ると、ボールが入ってくるスペースを見つけるのが上手い選手だなあという印象を持ちました。サイドだとどうしても周りとの関係性が薄くなりがちなので、2トップもしくはトップ下に置いて、周りの動きだしに合わせてプレーできる環境に置いた方がいい気がします。

 

さあここからだという流れで前半を終えましたが、後半はほとんどいいところがなく、さらに2失点を重ね、結果2-5で敗戦。

この試合では中盤のエリアでのミスが非常に多かったという印象です。もちろん浦和のプレスがよかったという側面もありますが、それにも増して単純なパスミスなどが多い試合でした。ボールをつなぐ時間を長くするのか、奪ったら縦に早くいくのかという戦術の意思疎通の取れてなさが、前で受けるのかその場で受けるのかという違いを生み出してしまったのだと思います。まあその辺りは新監督になって戦術の落とし込み具合というのがあると思いますので、これから減っていくでしょう。

 

名古屋との開幕戦の感想を書くつもりが、レッズ戦の感想が長くなってしまいました。

名古屋戦の感想は次の記事に書きます!

 

それでは皆さん、ありがとうございました。